そろそろ京都市長選挙
そろそろ京都市長選挙です(告示:1月24日、投票日:2月7日)。
今回は現職市長の門川大作、共産推薦の本田久美子、元府議で無所属の三上隆の3人みたいですね。
無所属の人はどういう方はよく知りませんが、今回も非共産と共産の戦いってことになるんでしょうか。もしかしたら、無所属の人が思いのほか強くて荒れた選挙戦になるとか……。
京都市は共産党が強いので、市長選は基本的に共産党推薦の候補者と、非共産推薦(自民、民主、公明、社民)の候補者の争いになります。ただし、いくら共産党が強いと言っても、他の政党が結集して戦われると、ボロ負けではないけど、開票、即当確が出るくらいにはあっさり負けます。
【2012年京都市長選挙】
門川大作 221,765票 ←非共産の候補
中村和雄 189,971票 ←共産の候補
ただし、いわゆる第三極が立候補してると話は変わってきます。
【2008年京都市長選挙】
門川大作 158,472票 ←非共産
中村和雄 157,521票 ←共産
村山祥栄 84,750票 ←後の京都党代表(この時点では無所属)
岡田登史彦 24,702票 ←無所属
2008年の京都市長選挙では、若くて人気ある市会議員の村山祥栄が立候補し、事実上の第三極のポジションになっていました。最終的には2位の候補に倍くらい差を付けられて、3位になっていますが、無所属でこれといった組織もないのに、8万票以上も得票があったのが凄いなと当時思いましたよ。
共産は支持層をガッチリ固めてるイメージがありますが、非共産の方はある程度、浮動票頼みの面もあったんでしょう。結構な量の浮動票が流れたものだから、1位と2位は951票差という稀に見る超接戦。開票、即当確になるようなつまらない選挙ではなく、開票率がほぼ100%になるまで決着が付かないアツい選挙でした。
一体どっちが勝つか、ワクワクしながら選挙特番を見てましたよ。決着が付いたの11時過ぎくらいでしょうか。すぐに当確が出る選挙だと1時間位で終わる選挙特番も、日が変わるまで放送していました。
今回の京都市長選挙は第三極として、京都維新の会(おおさか維新の会系列)と京都党(前述のとおり、村山祥栄が代表の地域政党)が統一候補を出す計画があったそうですが、結局お流れになったみたいです。8年前より力は付いているはずでしょうから、三つ巴の混戦になって面白そう、という期待はあったんですけどねぇ。
まあともかく、投票日は2月7日(日)です。選挙には必ず行きましょうね、ということで。