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プリパリのひびきルートと親衛隊ルート

今回のプリパラの映画は1回見れば満足かなと思っていましたが、ひびきが映画ではどんなことをやらかすのか見てみたいと思い、2周目も見に行き、トップスとボトムスのプリチケがあるんだから、シューズも欲しいと思い、そのまま3周目も見に行きました。いやはや配給会社の掌で上手に踊らされてるというか。

 

プリパラに限らず、映画は基本的にT・ジョイ京都で見ることが多いんですが、昨年のプリパラの映画はそれなりの期間は夕方や夜も上映してくれたのに、今回は3周目にして早々と朝と昼(それも12時)しか上映してくれないからなかなか困りました。

今回はイオンエンターテイメントが絡んでいるので、イオンシネマでも上映されていますから、昨年と比較すると遥かに上映劇場が増えています。去年は京都ではT・ジョイ京都でしか公開してませんでしたが、今回はイオンシネマの3つが追加され、計4館での上映となっています。

でもねぇ、あくまでも想像ですが、興行収入が去年より良くても、劇場当たりの動員数は減っているんだろうな……と思うところ。

 

幸い、イオンが絡んでるおかげでそれなりに力を入れてるのか、イオンシネマでは夕方や夜にも上映されていたので、3周目は少し遠出して(といってもJRで2駅)ですが、イオンシネマ桂川まで行って見てきました。

 

さてさて前置きが長くなりましたが、2周目ひびきルート、3周目親衛隊ルートの感想です。

ノベライズの方も読みましたので、そちらも交えての感想となります。

 

 

 2周目:ひびきルート

ひびきは共通ルートに出てこないなーと思ってたら、どうも映画の撮影をしていたとか。ゴビ砂漠を車で移動していると、なぜかやつれ果てたドレシの3人の姿が。

なんでそんなところにいるんだ?と思っていると、ドロシーが適当に進んでたから。そもそもオマエらアメリカ(パメリカ)にいたはずだろ!と思いますが、一応彼女らは世界中を回って「いいね!」を集めている設定なので、そこまぁ。

ドレシの3人は水を欲しがりますが、砂漠なのでそんなものはない。そこで安藤が「ひびき様がライブをすれば奇跡が起こせて水が出るかもしれません。あ、あんなとこにプリパラが」と恐ろしく適当な説明セリフとともに、なぜか砂漠のど真ん中にプリパラの筐体が置かれており、ひびきはライブをすることに。ちなみにノベライズ版だとトランク型のポータブルプリパラを使ってライブしています。

ライブ、メイキングドラマはアニメのほぼ使い回し。なんでや……。

一応、砂漠ということで馬の代わりにラクダに乗って疾走していたり、剣がアラビアン風の曲がった剣に変わったりしていましたが。ただ、ゴビ砂漠はアジアなので、アラビアン風なのは色々とおかしいぞ。

 

ライブ後、都合良く水が出て、ドレシ3人は元気を取り戻します。そして、語尾砂漠なので、安藤やドレシ3人の口調に語尾がついてしまい、必死に我慢していたひびきにも語尾が……。このときのドロシーの、ひびきをバカにしているゲスい顔の笑えることw

ひびきはプリンスなので、「〜ぷり」という語尾になってしまったわけですが、命の恩人ということも忘れて全開でバカにしまくるドレシに加えて、なぜかみれぃが突如乱入してきて(漫画やアニメでよくある画面外からツッコミを入れるあの演出)、「しかもみれぃのパクりぷり〜!!」と煽りまくってきて、もう大爆笑。

 

ライブの使い回しは残念でしたが、ドロシー&みれぃのひびき弄りが最高に面白かったので、許しました。

なお、ノベライズ版ではみれぃの乱入は文章で表現しづらいのか、ドロシーがパクリであることを指摘しています。あと、ひびきに限りませんが、基本的にライブは文章で表現しようがないので、「会場がヒートアップした」などの簡単な表現で済まされていて、ライブシーンのキャプチャが挿絵代わりに使用されています。

 

3周目:親衛隊ルート

親衛隊と言いつつも、栄子などその他サブキャラが全員集まっているルートです。

地下F・Cを地下ファンクラブと思い、彼女らはそこへ行くのですが、なぜかプロレスというかデスマッチみたいなことが。ああFCはファイトクラブの略ね、と思ってたら「ファンシークラブ」の略だとか。なんでやねん。(※ノベライズ版ではファイトクラブ

戦って勝たないと出られないと言われたもんだから、みんなの視線は一番強そうなちゃん子へと……。

というわけでちゃん子が戦うことになり、その後ライブをすることに。この辺りはうろ覚えなんですが、ちゃん子は対戦相手を倒してないような気がするんですが、どうだったんでしょうか。

 

そしてこの映画最大のサプライズ。ちゃん子の曲があることはエンディングロールで明らかにされており、ライブがあることはノベライズで明らかにされております。ただしノベライズでは、他のライブのように挿絵代わりのキャプチャはありません。

昨年の映画のOver The Rainbowのように、手書きのライブかな?と見る前は思っていました。でもスタッフはやってくれました。まさかのCGモデリングにて、コーデチェンジを行い、その後、ちょっと手書きのシーンを挟んだ後、CGにてちゃん子のライブが始まります。もちろんメイキングドラマもサイリウムチェンジもあります。この辺は変な声が出るほど、見ててビックリしましたよ。

 

ちゃん子って他のキャラと体格が違うので、他のキャラのモデリングを流用することができません、そして作っても他のキャラへ流用もできません。それなのに、ちゃん子のライブをCGでやってくれるんだから、悪ノリが凄いというか、カネの使い方を間違っているというか……。

もしくは3周目まで見に来てくれてありがとう!というスタッフからのご褒美かかもしれません。

 

この悪ノリの極みの3周目こそ、もっと見て欲しいと思うところなんですが、前述の通り3周目になると公開回数を減らされていますので、見ていない人はかなりいると思います。そういう意味では結構残念だと思うところなんですよね。

 

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