hiroaki-htn's blog (ブログ名称思案中)

ゲーム、ガジェット、どうでもいい話

貧乏性にソシャゲは向かない

自分はゲームといえば、まずコンシューマで、次にアーケードやパソコンとなります。頻繁にスマホタブレットを楽しそうに買っていますが、これらでゲームをすることはほとんどありません。

 

全く遊んでいないというわけでもありませんが、遊ぶとしたら買い切りのゲームが大半で、基本無料で課金制のゲームってほぼ遊ばないんですよね。

それらのゲームを遊ばない理由は別に「課金でユーザーを搾り取るメーカーの姿勢が気に食わない」とか「カネの力でゲームを有利に進めるのが気に食わない」といった、ソシャゲに対してよく言われる意見が理由ではありません。何せコレを言ってしまうと、現在進行形でカネを搾り取られている『アイカツ』や『プリパラ』はどうなるんだ、という話になりますからね……。

 

自分がいわゆるソシャゲを殆ど遊ばない理由って、考えてみると自分は貧乏症だから、という理由がもっともシックリくると思います。

何せ、課金して有料ガチャを回して、強そうなカードを引き当てればゲームが有利に進められるのは存分に理解しています。でも別に課金しなくても、ゲームの不具合など適当な理由で魔法石やらクリスタルなど、有料ガチャが回せるゲーム内通貨が貰えてしまうので、別に無理して課金しなくてもいいんじゃないかと考えてしまうんですよね。もっと言ってしまうと、合法的に無料で貰えるのに、なんでカネを払う必要があるんだ、と思うわけです。貧乏性だから。

 

じゃあ無課金でちびちび遊んでいればいいじゃん、と思うところですが、そうはなりません。

少し前に『大逆転裁判』を遊んでいましたが、これがまたつまらないゲームでした。友人にもつまらなさを散々愚痴り、いかにつまらないか、ということをブログにも書きました。

つまらないなら遊ばなければいいだろ、と思うところですが、発売日に高い値段で買ったゲームなんだから、ちゃんと遊ばないともったいないという意識が働きます。貧乏性なので。

 

それで、これを逆に考えると、基本無料だからちょっとでもつまらないと感じてしまったら、そこでゲームを止めてしまうんです。買ったゲームなら、つまらなくても勿体無いという考えが働くので遊びますが、無料だとそういったストッパーはないので抵抗なく遊ぶのを止めてしまいます*1

どんな面白いゲームでも最初からずっと面白く感じるかと言われればそうでもなく、さらに言えば最初のルールを把握する段階で躓くことが多いので、1、2回遊んで遊ばなくなったソシャゲの多いこと多いこと……。

最初に課金すれば勿体無く感じてちゃんと遊ぶかもしれませんが、前述の理由で課金するのにも抵抗があるわけで……。

 

以上の理由から、「貧乏性にソシャゲは向かない」

自分はこのことを声を大にして主張したいと思います。

 

ちなみに前述の『アイカツ』や『プリパラ』を初めとするTCAG(トレーディングカードアーケードゲーム)は、カードが貰えるもののゲームを遊ぶのにもカネが掛かるし、ゲームを有利に進めるためのガチャもあり、オマケにそのガチャを回すための通貨も貰えない*2という、ソシャゲと比較すると鬼のようなシステムですが、この手のゲームは昔から抵抗なくカネを注ぎ込んでいます。

カードという現物が介在しているというのもありますが、排出されるカードがあまり意味を成さない『オトカドール』*3であっても、カネを注ぎ込んでいますからね。

 

鬼のようなシステムと言いつつも、基本的なシステムとしてはソシャゲと大きくは変わらないと思います。何が違うかといえば必ずお金を払う必要があるか否かということです。

やはり金を払うと、ちゃんと遊ぼうとする意識が高まり、その結果、基本無料のゲームよりハマる率が高いんじゃないのかと思うところ。これも貧乏性が理由でしょうかね。そして筐体から排出されるカードを無料で手に入れる術はないので、遠慮無く、カネを注ぎ込むようになってしまう、と個人的には考えています。これは貧乏性とは関係ないですが。

 

まとめると、基本無料だと遊ぶユーザーは確実に増えるけど、自分みたいな客は逆に遊ばなくなるよ、ということで……。

*1:このストッパーはゲームに払った額に比例すると思います。ワゴンセールで安価で買ったゲームは、そもそも起動しないか、起動してもすぐに止める、ということの多いこと。

*2:一応無料配布のカードはありますが、貰えるカードは決まっていて、筐体から出るカードが貰えるというわけではありませんしね。

*3:入手したアイテムはサーバに保管され、アイカツのように使用するためにとくにカードを必要としない。ぶっちゃけた話、使用するドールを変えないのであれば、手元に1枚残っていれば問題なかったりします。