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思い出のゲーム その3 『逆転裁判』

逆転裁判』を発売日に買った、というのは今でもちょくちょくドヤ顔で語ってることです。

逆転裁判

逆転裁判

 

当時は本当に地味……というか、数あるソフトの1本でしかなかったからですね。どのタイミングで一気にブレイクしたのかは知りませんが(一説には後述するフラッシュのおかげという話もありますが)、ファミ通クロスレビューで高得点を取り、発売後は同紙でそこそこ取り上げられていたので、ブレイクの兆しはこの時点であったのかもしれません。

 

当時、法律を題材にした『ザ・ジャッジ』や『行列のできる法律相談所』を楽しく見ていたこともあって、法律を武器に裁判で戦うゲームだと思って買ったんですよね。

まぁ法律的な話は逆転裁判にはほとんど出てこないので、思っていた内容とは全然違いました。でも、そんなことどうでも良いと思ってしまえるくらい、衝撃的な面白さでしたよ。

逆転裁判の面白さは何かと考えると、やはり法定で謎を解き明かし、真犯人を追い詰めることだと思います。そして追い詰めるには小まめに証言に対して「ゆさぶる」「つきつける」を使用する必要があります。一本道で進む話とはいえ、これらの要素のおかげでプレイヤーが介入できることが多いので、自分の手でちゃんと考えて、犯人を追い詰めていると錯覚させてくれる感覚が堪らないと思うんですよ。

初めは冷静を装ってる犯人も、裁判が進むに連れてオーバーリアクションを取るなどあまりにも分かりやすい動揺の仕方を見せるもんですから、追い詰めているという実感がものすごくあるんですよね。

 

逆転裁判シリーズで一番好きな話は何かと言われれば少し考えますが、一番面白い話は何かと聞かれれば、間違いなく1の第1話を上げます。プレイ時間にすればわずか30分ほどですが、絶体絶命のピンチからの逆転に、派手に動揺する犯人、ところどころ頭を使うポイントと、その30分のプレイ時間に逆転裁判の面白さが全て詰まっています。

最近の逆転裁判は冒頭の1話も全体のシナリオに組み込むもんだから、やけに冗長な話が多いので、こういう短くて面白い話をもっと作って欲しいですね。最近遊んだ『大逆転裁判』の第1話は長すぎですって。

 

衝撃的な面白さの割に、ボリュームがあまりにも少なく、果たして2は出るのかとやきもきしていました。そして、当時はまだまだ無名だったので、このゲームの面白さを広めるべく、身の回りの友人にこのゲームを布教して回りましたよ。ボリュームが少ないということも幸いしてか、貸してもすぐにクリアできるので、結構な人数に貸したと思います。当時はアドバンスが出て、あまり経っていなかったので、アドバンスごと貸したケースも何回かありました。

1の発売から1年後、無事に2が発売されましたが、2を買う友人は結構いましたので、少なくとも5本くらいは売上に貢献できたと、個人的には思っています(笑)。

 

あと初代『逆転裁判』といえば、当時の2ちゃんねるのキャラで第1話を完全に再現したフラッシュ。これで逆転裁判を知ったという人もいました。


【FLASH】ギコ版 逆転裁判 クリア【AA】 - YouTube

 

誰が作ったのかは知りませんが、本当によく出来ていますよね。