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納涼古本まつりに行く

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下鴨神社で催されている『納涼古本まつり』に十数年ぶりにフラッと行ってきました。

子供の頃に行った記憶はあるんですが、この古本祭りって漫画など子供が喜びそうな本はあまり扱っていないので、行ってみたはいいものの、物凄くつまらなさそうに回っていた記憶があります。

 

ただ、大人になってから行くと、漫画以外の本も普通に読むようになっていますから、色んな本が取り扱われていて、ぶらぶらと見て歩いているだけでもけっこう楽しいです。

文字通り、古本屋が集結して古本を売ってる催しなんですが、取り扱っている本がとにかく古く、ブックオフ古本市場など大規模古本チェーンでまず見ないようなレベルの本が置いてあるわけですよ。何十年前の週刊誌なども置いてありますし、一体どんな内容が書かれているんだ……?と物凄く知識欲が刺激されるわけですよ。

 

今回の古本祭りで発見した本で、個人的に一番ワクワクしたのはこの雑誌です。

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1969年8月10日発行の臨時増刊『週刊読売』。見出しは「人類ついに月に立つ」。

 

一目見て分かる通り、アポロ11号が月に行った直後に発行された雑誌です。他国の出来事とはいえ、一般週刊誌の増刊が出るくらいなんだから、当時は本当に衝撃的な出来事だったんだなと、もうそれだけで当時の空気が伝わってくる感じです。

まだパラパラ読んでいる段階ですが、アームストロング館長の長男が星条旗を振って喜んでいる写真が載っていたり、宇宙飛行士はオメガの時計を付けていたので、「オメガ月着陸!!」と見出しを付けて、存分にアピールしまくっていたりと、現在のアポロ11号の話題ではあまり見ないようなことまで載っていますので、なかなか面白いです。

 

子供の頃は面白いと思わなかった催しでも、大人になってから行ってみると、それが面白いと思うようになってきてはいると思うんですよね。やっぱり生活習慣や考え方などはすっかり変わっていますので。

というわけで、機会があれば次は東寺の「がらくた市」でも行ってみようと思うところ。これも子供の頃に行って、面白さが全然わからなかった催しですから、